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先輩たちの決断 市川さん Seniors' decisions Icikawa
CASE 01 水戸院市川 雄大理学療法士 研修、手厚かったですね。ほぼ新卒の私でも、筋膜マニピュレーションで、もう効果も出してますよ。

自分のやりたいこと、
筋膜マニピュレーションが
ここにあった。

初めての就職は、難病ALSの専門病棟でした。実習の時に、難病の方がリハビリを頑張っているのを見て、こういう人のために仕事したいなと思ったんです。でも、とても恥ずかしい話なんですが、何もできない自分に限界を感じてしまいました。それに、3年目の先輩に全然知識を深められなかったと聞かされた時は、こんな大事な時に成長できないなんてと正直すごく怖くなっちゃって、退職を決断しました。やっぱり、素直に自分のやりたいことをやろうと思ったんですね。

そのやりたいこと、筋膜マニピュレーションがこちらにはありました。実は、学生の時にその資格を持った方にお会いできて、頭痛やめまいといった症状まで治せるというのを聞いてとても驚いたんです。やっぱり、理学療法士としてやっていくには武器がほしかったですから。そういう意味で、当院は筋膜マニピュレーションに力を入れているし、それ以外にもいろんな資格を持っている方がいて、ここなら自分を高められるかなと思ったんです。

最初のクライアントにも
劇的な改善を
提供できた。
手厚い導入研修のおかげ。

入社前から40時間っていう事前学習があってすごく勉強しましたね。何しろ、初日に口頭試問があるので(笑)。そして、入社後の導入研修も、手技の理論と実践を丸々1か月かけて100%教育っていう、まるで学校でしたね。その時は、先生1人に同期4人で、2組ペアになっては筋膜を触り施術してみてというのを1日8時間みっちりやるんです。そして、お客さま対応や店舗に関わるオペレーションも学んで準備しました。この研修は本当に手厚かった。振り返ってみてもそう思います。

おかげで、お店に出た時、新人の私でもお客さまの症状改善のための力になれるのを実感しました。一番最初の方は、脊柱管狭窄症でした。背骨が縮んでびっこを引いて歩いてこられて、私でも施術ができるのか不安に思いましたが。一度施術したら、なんと次の日には普通に歩いて来られた。本当にびっくりしちゃって。「え、歩けるんですか」、「はい、もう歩けます」って、すごいなと心底思いましたね。その後もそういうお客様が多くて、この筋膜マニピュレーションはすごい施術法なんだなとつくづく思いました。

周りは全員理学療法士で心強いし、
自分が
必要とされているのも
ひしひしと感じる。

これはもちろん手厚い研修のおかげなんですけれど、うちのスタッフ全員が筋膜マニピュレーションのできる理学療法士なので、困ったらすぐに聞いてアドバイスをもらえるのがとてもいいんです。とくに、自律神経症の方は原因が見つけにくいんですが、先輩方だとほぼわかってしまう。ここが原因なんじゃないかと教えてもらい、説明してくれるんです。ありがたいですね。でも、そういうお客さまのお話を聞くと、原因は人間関係だったりして、施術以外にそんなケアも必要になってきますね。

とにかく、自分が必要とされているとすごく感じるので、お客さまに応えようと頑張ってました。でもある時、お客さまの『ニーズ』に応えなさいって院長に言われて、戸惑いました。それって、何?私は症状の改善を促すことがすべてだと思っていたけれど、よくよく考えるとむしろお話したいから来るという方もいらっしゃる。本当に人それぞれ、その方の『ニーズ』があると気づいたんです。以来、私は「楽しかったありがとう」って言われるのも、役目の一つじゃないのかなと思っています。

PROFILE プロフィール

理学療法士。1998年生まれ。東都リハビリテーション学院 理学療法学科卒。2021年7月入社。新卒3カ月で病院の難病病棟から転職。得意な施術は、腰痛、肩こりなどの原因となっている筋膜を正常に戻して症状の軽減を図ること。