先輩・理学療法士は語る④/27歳の転職
違う世界…漠としているが、猛烈に行ってみたかった。
その時、イキイキと語る先輩の姿に答えを見た。
品川院 山崎 亮
プロフィール
2022年27歳で入社 理学療法士資格保持者、千葉柏リハビリテーション学院理学療法学科卒。勤務経験/松戸リハビリテーション病院・回復期、東京品川病院・総合病院
これだという理由はない。だけど、仕事のチャンネルを変えたかった。刺激的な仕事、自分が軸となる仕事、新しいシーンを探した。その答えは、熱く話す先輩の姿にあった。なんてイキイキとしているんだ。
もっと刺激が欲しかった。「新しいこと」にチャレンジしたかった。
きっかけは、5年目に入った時だった。
「最初はけっこう悩んだんです。僕自身、重症というよりは外来で、病院に通えるけれど困っているという方を診ていきたかったんです。ただ、スタッフが足りていて待ってくれと言われ、ずっと待ち続けるべきなのか、あるいはいっそ転職してでも違う世界に飛び込んでしまった方が早いんじゃないかと。そこで、こちらの先輩に相談しました」。
ただ、結婚もしているので、将来的には病院の方が安定していると上司にも言われた。けれど、それよりも早く違うところに行きたかった。多少リスクをとってでも新しいこと、今しかできないことをやってみようと思い切って飛び込もうとしたのだ。幸い、看護師の奥さんは収入もあって協力的だったし、腕を上げたいという山崎を理解してくれた。
当社に勤める先輩が話してくれた。なんだかとても楽しそうで、熱が伝わってきた。
さて、その先輩というのは、実は当社の寺門だった。山崎は以前から付き合いがあったという。
「けっこう会ってたんです。転職を考え始めたときに自費施術の話をきいて、2,3年目のときはそもそも興味はなかったんですけど、それから会う頻度も多くなってね。話をしてくれる寺門さんが、なんか楽しそうなんですよ。それに、仕事に対する熱意が一番伝わってきたし。今まで、病院なら待っていても患者さんは来てくれた。それが自費施術なら、何か自分が行動しないと患者さんもやって来ない。だけど、そんな自分の力でというのが、新しかったですね。可能性を感じました。ここだなって思いました。そこから一気に応募、入社と、けっこう早かったです」。
山崎は、自費施術で立つための集客力やマネジメントを学びたいと思った。と同時に、病院でよく見せられた俄か学びの「技術」ではなく、筋膜施術一本に絞り切って結果を出す、当社の指針に共鳴したという。
入社4か月、この技術は自分の武器になると確信。お客様対応は、もっか猛勉強中。
入社直後の導入研修、技術を深めるフォローアップ研修は山崎にも大いに刺激的だった。
「最初の1ヶ月導入研修。僕はきつかったですね。覚えなきゃいけないことが山ほどあったし、それでなくても要領が悪い方なので、1ヶ月間は寝る時間も削りました。中でも、お客さんへの対応は、マニュアルがあるんですが、簡単じゃない。きちんと説明をして、実際に施術を体感してもらって、ああなるほどっていう反応をいただくのが大事なんですけれども、正直なところ苦戦しましたし、今も勉強中です」。 「一方、フォローアップ研修では、海外の徒手療法の団体からも認定を受けている外部講師の先生からきっちり技術指導を受けられるんです。これは学んだことを実践モードに昇華させるんですけれど、たった1~2mmの位置の違いで効果が変わってしまう…。すごいですよ。それを実践してみると一日で効果も出る。これはすごいなと、お客さんも驚いたし、施術した自分自身も驚いてる。これを磨いて行けば、着実に自分の武器になるなと実感しています」。