30か年計画で、グローバルグループへ。
強みは人、採用・教育に時間と労力のすべてを注ぎ込みたい。

 

3カ年計画では、150店舗500人体制になっているでしょう。

代表取締役社長　ハニガミ将也

ビジョンというのを＜未来の事業戦略＞とすると、私の頭の中には実はもう30か年計画というのがあって、それを今逆算しながら進めているということなんです。それを前提にお話ししましょう。

まず、その逆算の一歩として踏み出したのがこのＭ＆メディカルリハのチェーン店事業ですが、本年2023年末で60店舗、200人の予定。そして、来年100店舗、300人。さ来年150店舗、500人。これが３か年計画で、現在、この計画を上回るスピードで展開しています。そもそもフランチャイズなので店舗拡大は早いんですが、ただし、オーナーさんは50人くらいを区切りとし、それぞれの方に多店舗展開していただきたいと思っています。つまり、選び抜いた信頼できるオーナーとともに、ミッションが芯に貫かれている事業を担保し、理学療法士資格保有者がイキイキと活躍する中で成長していきたいんですね。

 

「夢あふれる未来への貢献」で困っている人たちを助け、社会を変えていきたい。

私たちのミッションは「夢あふれる未来への貢献」なんですけれど、その中に３つの矢があって、一つは理学療法士に向けて、その資質に値するキャリアアップを提供したい。もう一つは、もちろんお客様に向けて、お困りを解消したい。そして、さらに一つは中小企業のオーナーに向けて、本業の次に第２の柱になるような事業をどんどん作っていこうということであり、その結果、地方創生に繋がっていけばいいという思いがあるんです。

やはり、私の軸にあるのは、「弱者救済」なんですよ。だから、私たちが携わった結果、本当に困ってらっしゃる人たちの助けになり、世界中の人たちが今よりも夢あふれる未来を実現できる、そんな絵が描けるようなビジネスでありたい。そこに、私たちが情熱を捧げられて収益も叶い、働く満足を実現したいと思うんです。

 

世界進出は来年。グローバルに2万5000店、社員７万5000人、売上1兆円を目指す。

そして、来年以降、目線は世界にも向けられます。シンガポールを皮切りに現在のＫＩＮＭＡＱ事業を直営店で展開して現地で実力を試し、認めていただいて世界ブランドへの一歩を踏み出したい。その段階で、マスターフランチャイジーを募集して、アジア各国の大都市に広げたい。そして、その先には、メディカル系、ヘルスケア系のビジネスを中心にグローバルグループとしてさまざまな事業を世界中で展開し、世界で2万5000店舗、7万5000人の雇用、売上一兆円を達成したいと思います。

こういった大風呂敷を広げるのが私の役割でしてね。これをたたんで具体的な活動にもっていくのは、当社の優秀な幹部たちに預けることになります。

 

強みは、人。採用力と教育力の絶え間ない改善に、圧倒的な努力と時間を注ぎ込みたい。

要は、人材こそ私たちのコアな強みだということです。少なくともそうでありたい。これから、どんな企業であれどんな時代であれ、やっぱり人がセンターピンにあるべきだと思うんです。すごい企業に人ありで、私は人材の採用力と定着・教育力こそ差別化の源だと思っていますので、この採用と教育だけは大手にも負けないぐらい磨き込んで競争優位性に繋げたい。そこにはもう、とにかく、たゆまぬ労力と時間とを尽くそうと思います。

この事業の立ち上げに参画した理学療法士資格保有者たちは、すでに実力派の幹部に育ってきています。そこで、これからもそれに続く人材を育てるために、新規事業の提案制度やそこに向けた投資を可能にする仕組みを人事制度の中に作っていきたいと思います。それを利用して、想像を超える事業が社内からどんどん立ち上がっていく。私はそんな夢を見ていますよ。