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KINMAQブログ「未来を変えよう、理学療法士!」 BLOG

評価の考え方①/売上・技術・対応

売上50%、技術や対応力に50%の評価。
素直さ・プラス思考・勤勉性を大事に成長してほしい。

教育センター長/三軒茶屋院長 寺門 友紀

プロフィール
2018年入社 理学療法士資格保持者。千葉柏リハビリテーション学院 理学療法科卒。 勤務経験/千葉最成病院

このシリーズでは、私たちの評価についてお話します。ただ、具体的な制度を紹介しつつも、その背景にある私たちの考え方にも言及しようと思います。初回はまず全般的なことについてご案内し、次回以降は、私個人を題材に現実のお話をしようと思います。

 

「自費施術は実力主義で結果主義」とよく言われ、評価もきびしいと思われがちです。

実際に、評価がそちらに傾斜している同業他社も少なくないでしょう。もちろん、会社経営ですから、収益のために契約を取って売り上げることは必須です。ただしその一方で、売上というのはお客様に買っていただいてその結果上がるものであり、お客様に満足いただいて再び選んでいただくことにほかなりません。しかも、あなた個人ではなくて、会社を選んでいただくということです。
最近では、それを「強み」=競争優位性という風に言って、競合に比較して負けない優位性を指し、その優位性をお店という現場でお客様の前で発揮するようなサービスの提供こそが大切なのです。したがって、スタッフにはそんなサービスを実現する働き様が求められているわけで、売上という結果とともに大切な評価指標となっているのです。

 

私たちの評価の軸は「売上・技術・対応」の3つで、一定のバランスがあります。

その比率は、「売上」50%、「技術レベル」30%、「対応レベル」20%です。「売上」は施術・回数券の売上の達成率や、集客を狙った口コミ、お客様とのツーショットphoto、インタビュー動画の件数です。そして、「技術レベル」は筋膜施術の知識・技術の習熟度を指し、「対応レベル」というのはお店を運営するチームワークを支えるメンバーシップを指しています。
私たちは、一番の難点であるこの売上に関しては、これまで徹底的に研究し「マニュアル」として完成させましたので、誰でもできるよう標準化しています。ただ、当然ながら最初につまずくことはあるので、一度の挫折でつぶれないよう、逆に頑張りには応えるようサポートしていく評価となっています。また、年収についてもその考え方に基づいており、新人全員に対して1年間は前職の給料を保証するという制度があります。

 

年収アップには必ず応えたい。ただ、成功するためには、長期的に考えてほしい。

つまり、こういう風に理解してほしいのです。最初から自分自身のために稼ぎたいという方に、成功する例は少ないのです。ごく最初のうちならそれでも良いかもしれません。しかし、それでは院長のポジションには遠いでしょう。
なぜなら、そこには私たちが大切にしている、「素直さ、プラス思考、勤勉性」といった要件があるからです。仮に、自分より若くても入社の早い「先輩」には、素直に耳を傾けられるということ。また、たとえ数字が悪くても、まず目の前のお客様に集中しようと割り切れるプラス思考であること。そして、筋膜の技術や顧客対応を深めようと常に勉強を怠らない勤勉性です。
さらに、もう一つ。何よりも相手のことをどれだけ考えられるかです。そのために、入社して一番最初に教えるのが「掃除」です。お客様が最初に店に来られて、うつ伏せのベッドに寝て穴から床を見た時に、髪の毛一つ、ホコリ一つでも落ちていたら、来院されたお客様はどんな気持ちになるのか。私たちすべてが注意深く見つめ耳を傾けるのは、その気持ちを受け止めて応えたい、その一点に向かっているからです。私たちの評価は、ここから始まります。