理念・事業戦略③フランチャイズ・オーナーは語る-2
KIMAQが当社のコンセプトに一致したのがきっかけ。
その本気度に心を打たれました。
KINMAQ整体院/西多摩地区
代表取締役社長 瀧島忠典
プロフィール
「健康の心と体で楽しく生きる」をテーマに住宅建築リフォームと美容の2事業を展開する株式会社滝島商店の代表取締役社長。KINMAQ整体院FCは2021年12月スタート。西多摩地区に展開し、羽村に1店、入間店を2023年4月に予定。
M&メディカルリハは、2019年以来、全国へ「KINMAQ整体院」をフランチャイズ展開。当ブログでは、そのオーナーの皆さんに参加していただき、自社の新規事業としてKINMAQ整体院を選ばれた理由や、そのビジョン。また、そこで活躍する理学療法士資格保有者への要望や期待、共有したい夢なども語っていただきました。
FCショーでの出会いで、事業の本気度を確信。即決でした。
私は、材木屋の3代目でした。2010年に、住宅の建築リフォームへと事業を転換したんですが、妻を役員として入れて美容事業を吸収した際に、事業コンセプトを「健康に暮らせる家づくり」としました。そして、心と体の健康にアプローチしたいとFCショウに足を運んだところ、KINMAQ整体院と出会ったんですね。やはり、理学療法士資格保有者が施術するっていうのにすごく惹かれました。医学的リハビリテーションに関する知識を持った身体の専門家資格ですからね。そして、世の中の痛みに苦しんでいる方たちを助けるんだという一言が印象深くて、最新の施術法に基づいて人材育成に大変力を入れていると……。もう事業の本質を掘り下げようという、社長のハニガミさんの本気度はすごかったね。嘘偽りをまったく感じなかった。それと、事業継承者で私と通じるところもあったし。もう直感的にこれは組めると思いましたね。よって、その場で即決でした。
準備は万端だったが人材採用で大きくつまずき、採用優先の戦略へ転換。
契約も済ませ、西多摩をテリトリーとしました。本部は、10万人のマーケットが必要だと言ったんですが、私は地元にこだわり、FCとして初めて5万人規模でスタート。リフォームの顧客リスト3000件に美容のお客様を加えて広報したところ反響がありました。そこで、出店日を決めてスタッフ採用を始めたんです。ところが、まったく反応がない。人材こそがセンターピンの事業ですとは言われていましたが、そこでつまずきました。迫る出店日にスタッフなしでは一気に信用を無くしかねない。そこで、本部が急きょ直営店から人材を派遣してくれて何とか急場をしのぎ、おかげでうまく店は立ち上がって、ようやく応募者がありました。それがなんと一度に4名。しかも、優れた人材でした。私は、急きょ入間に出店することを決め、そして戦略を切り替えたんです。もう通年採用を最優先し、出店はいつでもできるように準備しておこうと。
入社してくれた人材を生かして、地域密着の事業展開をさらに急ぎたい。
入社した方々はすばらしい人材でした。まず、第一にお客様のお困りごとを早く解消してあげたいという気持ちが純粋に強いし、決断して来てくれているそんな気概を感じるんです。なので、私も直接言葉を交わす時間を可能な限り作っているし、稼働時間はフルの8割に抑えて、自分たちの休憩も同じ時間帯にしてコミュニケーションを図るように言っています。そうやって自立的にどんどん店を変革してほしいですね。
また、本部のサポートが、教育にも店舗運営にも微に入り細に入りすばらしくて、困ったことはほぼありませんでした。それに、事業収益としても、既存の建築は原価が先だし美容は同時なのに、この事業の回数券は前受金なんですよ。なんてありがたい。しかも、立ち上げ9カ月の決算でトントンになった。すごいです。私はこの勢いを借りて、この地域に5店を1グリッドとするドミナント戦略を展開し確実に広げていこうと思います。