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KINMAQブログ「未来を変えよう、理学療法士!」 BLOG

先輩・理学療法士は語る⑧/27歳の転職

引っ込み思案で遠回り。そんな自分を変えた先輩がいた。
自分も院長になれるんだと、ある日、確信した。

イーアスつくば本院院長 市川 純士

プロフィール
2018年27歳で入社、理学療法士資格保有者。千葉柏リハビリテーション学院 理学療法士学科卒 勤務経験/小山記念病院リハビリテーション科、系列の介護老人保健施設

患者さんに納得いくまでリハビリを提供したかった。そこで、この会社のミッションに共感し転職を決めた。でも、たくさん失敗した。引っ込み思案な自分に課題は多かった。でも、先輩が勇気をくれた。そんな自分でも院長になれるんだと。

 

リハビリをするだけじゃない。しっかり効果を出してこそ理学療法士だと思っていた。

市川は、高校時代に理学療法士にあこがれ、その道を選んだ。入職先は総合病院で、整形外科、脳梗塞、中枢神経系、内科疾患などいろんな患者に触れ、さらに、系列の介護老人保健施設に異動して介護や訪問まで経験した。
「退院後、どういう生活を送っているのか知りたくてね。そこで、維持だけじゃなくて改善を目指したいという方も多くて、正直、納得いくまでリハビリを提供してあげたかった。でも、保険ならではの縛りがあって、違和感ありましたね」。
そして、転職を決意した矢先、お世話になった学校の先生から、当社が整体事業と脳梗塞後遺症のリハビリ事業を立ち上げるという話を紹介された。

 

決め手は、ミッションやビジョンだった。心に響いた。即決した。そして…

市川は十分納得し、期待して入社した。しかし、ちょうど創業のタイミングでもあり、社内には混乱もあった。また、その直後にはコロナ禍もあってお客様も激減したという。
「やっぱり、民間の不安定さには私も悩みましたね。でも、メンバーは志がすごく高くてみんな努力するし、その結果、お客様をより良くしていける可能性があった。もう戻りたくなかったですね。そして、お世話になった先輩がいました。今まで、無理せず内気だった私が、技術を磨き、立ち向かうマインドを自分のものにできたのは、その先輩のおかげでした。そして、揺らいでいる私に言ってくれたんです。環境がきびしくても踏ん張ってきたからこそ自分は成長できた。お前もそうなれる。そういう院長になってほしいと。そこまで考えていてくれたんだと、驚いたし、熱くなりましたね」。
自分も院長を目指せるんだと、市川は気付いた。人生を変えてくれたその先輩は、当社のキャリア・サポートを使い、間もなく独立しようとしている

 

引っ込み思案で遠回りしてきた。が、一つひとつ課題をクリアしつつ、技術は磨き続けた。

以来、市川は前進した。お客様の満足は自身が技術によって提供した結果であり、それが会社への貢献となって、やがて自分の収入に帰ってくるんだと、そう発想できるようになった。そう、ビジネスマインドが身に付いたのだ。
「僕はそもそも、引っ込み思案で遠回りなんです。仕事を人に出すのが苦手で、抱え込んじゃって回らなくなって。でも、そこからマネジメントを意識するようになりましたし。回数券を購入していただく際にも、自分のやり方に拘泥してダメになってね。マニュアルを読み返し基礎からやり直して、ようやく結果が出始めましたしね」。
ただ、技術を磨くことには専念してきた。そもそも入職は脳梗塞のリハビリ部門であり、その後、整体事業も並行して担当するようになって、今では筋膜施術を脳梗塞のリハビリに応用しているのだ。
「脳梗塞リハビリの考え方って筋膜施術にも生きてくるし、逆もしかりでね。結果、効果を感じていただける方が多い。ただ、脳梗塞や脳出血には、まだ未知なところが多くてね。私は、そのためにも当院のデータを研究に使ってほしいんですね」。