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KINMAQブログ「未来を変えよう、理学療法士!」 BLOG

手厚い教育制度⑦院長向け社内研修

院長向けに技術の向上を目指したトレーニングがさらに続き、
一方、キャリアアップの姿というのをビジネス教育の中で知った。

那覇院 院長 富山 慶

プロフィール
2019年31歳で入社、理学療法士資格保有者。沖縄出身 琉球リハビリテーション学院卒 勤務経験/かず整形外科クリニック

全国の院長を対象として、2つの「社内研修」プログラムがあります。一つは、お客様向けにより実践的な筋膜マニピュレーションの実技を再確認する技術編で、毎年4日間にわたって実施。もう一つが、マーケティングやマネジメント、そしてコーチングなど管理職のスキルをアップするプログラムで2カ月に1回実施しています。

 

院長も技術職。適切にスタンダードを振り返らなかったら、錆びついちゃいますからね。

「社内研修」の技術編はかつて受講したんですが、院長に対しても新たに技術の維持・向上のために研修を毎年実施することになりました。内容は一般向けと同じで社内外の講師の方が丸一日技術特化でトレーニングしていただくものですが、施術の全般にわたってけっこう細かいところまで質問できて、臨床の考え方や技術面でも発見がありました。これは、FMの国際コースよりさらに質の高い研修になっているようですね。

こういうものは、私たち院長も年1回はやらないといけないだろうなと実感がありました。というのも、圧のかけ方・当て方はまだしも、やはり、ポイントを適切に見つけるところが、「あ、こうなってるんだ」「あ!ずれてたな」と……自分の認識がスタンダードから外れてきているんだなという意味で、驚きと再発見だったんですね。それは、参加した皆さんそうだったようで、我流になりそうなところをきちんと正してアップデートしないといけないと再認識させられました。

そして、あとはその伝え方ですね。スタッフから「どうやったらいいですか?」と聞かれたとき、明確にちゃんと伝える力。その辺りも講師に直接問うて、教える側の目線でアドバイスも聞けて掘り下げられましたね。その結果はというと、受ける前が70点だとしたら、85点ぐらいには達したかな(笑)。

 

マーケティング、マネジメント、リーダーシップ…キャリアアップとは何かを示してもらった。

一方、院長向けに管理職の教育研修はいち早く整えられていたんですが、最近、これが3つのプログラムにバージョンアップしました。まず、シリーズ①がマーケティングで、相手…お客様とずっと一緒にいられる良い関係づくりをテーマに、お客様の目線に立って自社やサービスを自分の言葉で紹介するんですが、これがホントに大事で、にもかかわらず言語化するのがとても大変でした。

また、シリーズ②は経営を最適化するマネジメントで、売上やPLなど経営指標を置いてどう筋道立った店舗運営をしていくかという院長ならではの役割がテーマでした。おかげで、自分たちの希少価値性を達成するために高価格戦略を採っていくという、当社社長の考えなどにも理解が及ぶようになりましたね。それに、部下へもかみ砕いて伝えようと気を遣うようにもなりました。そして、シリーズ③はリーダーシップ。この辺りが次のテーマになるようでして、とても楽しみにしています。

この管理職の教育研修は、病院では絶対に学べないことですね。自分たちのキャリアアップというのが何で、何を身に付けないといけないのかというのを示してもらった気がします。それは技術だけではない。ビジネスというものを念頭においた成長であって、そこには、何としても成長してほしいという当社社長の期待の大きさを感じます。私も、6月からはスーパーバイザーというポジションをいただいて全国の院を回って指導する立場にもなりますし、そこでこういった教育プログラムの成果を出していきたいですね。